顧雨晨 羅米良
キーワード
呼びかけ語家庭內(nèi)親族呼稱目上目下
1.はじめに
「呼稱」は話し相手に直接に呼びかけたり、言及したりする語だと解明される。具體的には、固有名詞、代名詞、親族名稱、稱號(hào)、接尾辭、職業(yè)名などがある?!负舴Q」という名詞は従來用いられず、代わりに「呼びかけ(語)」が見られた。
本論文は『ようこそ、わが家へ』(2015年)というテレビドラマの臺(tái)詞 を?qū)澫螭趣筏瓶疾欷蛐肖盲俊¥长钨Y料にある家庭內(nèi)の目上の親族への呼稱の會(huì)話の部分を抜き出し、分析した??陀Q的な調(diào)査や分析を通して、家庭內(nèi)における日本語の親族呼稱の特徴を探し、このような用法を左右する原因を明らかにした。登場人物は父(銀行員)、母(家庭主
婦)、また子供二人、兄の健太(28才ぐらい)と妹の七菜(20才ぐらい)である。
2.「親族」と「呼稱」の概念
「親族」について、日本の代表的な辭典の定義を見てみよう。
親族とは民法上、六親等內(nèi)の血族及び配偶者と三親族等內(nèi)の姻族の総稱。(『広辭苑』(第六版))
日本の代表的な辭典において、「呼稱」は次のように解釈される。
名前をつけて呼ぶこと。また、その呼び名。稱呼。
(『大辭林』)
3.目上の親族への呼稱
本論文は目上の親族への呼稱を分析したい。目上の親族への呼稱はまた二つの部分に分けられる。つまり、子が親に対する呼稱と妹が兄への呼稱という二つの場合である。
3.1 子が親に対する呼稱
(1)健太:「お父さん...」
父:「行こう?!梗ǖ?話14分9秒)
(2)七菜:「じゃあ、お母さんは?」(第1話32分40秒)
(3)健太:「ねえ、母さん、今日、ちょっとおしゃれなんじゃない?」(第2話29分54秒)
(4)健太:「親父、防犯カメラ買わない?」(第2話32分31秒)
(5)七菜:「ねえ、どうする?お父さんが女子アナのパパになっちゃったら?!梗ǖ?話7分54秒)
表1から分かるように、「お父さん·お母さん」は男女とも使用できるが、「親父」の使用主は男性の健太だけで、つまりこの呼びかけ語は男性しか使わない。例(1)の「お父さん」は、健太の小さいごろの父親に対するの呼び方で、1回だけ出現(xiàn)した。成長するにつれて、健太は父親に対する呼稱が「お父さん」から「親父」に変化するということが分かる。
「パパ」という呼び方は1回だけ出てきた?!弗靴选工韦瑜Δ屎簸臃饯霞易澶我环晗陇巫庸─湮餮螭斡绊懁蚴埭堡咳摔藧塾盲丹欷毪韦扦悉胜い人激铯欷搿¥蓼?、文脈との関係を見ると、「アナ」は「アナウンサー」という外來語の略語で、「パパ」のような西洋的な使い方と一緒に使うのはもっと自然な感じがすると思う。そして、「女子アナ」のような四音節(jié)の略語は女子大生に愛用され、「パパ」という言い方を使うのはかわいい感じがする。音韻の面から見ると、「女子アナのパパ」は「女子アナのお父さん」より、バランスがよく、発音しやすいと思われる。
3.2 妹が兄への呼稱
(6)「ねえ?お兄ちゃん、どうしたの?ここ。」(第1話 12分14秒)
(7)「それよりさ、自分はどうなのよ?彼女とか?!梗ǖ?話32分32秒)
考察によると、「お兄ちゃん」という呼びかけ語は28回出てきて、七菜はほとんどこの呼び方を使い、最も一般的な呼び方である。しかし、このドラマの設(shè)定で、七菜は一人の兄弟しかいないで、兄弟の多いの場合呼稱はどうなるかまだ明らかではない。この場合區(qū)別するために、呼稱は「名前+お兄さん」になる可能性があると思われ、今後の課題にする。
反照代名詞「自分」は1回出てきた。文脈を取り上げ、分析する。
健太:「七菜って彼氏とかいるの?」
七菜:「何よ?いきなり。」
健太:「いや、あの、ストーカー被害者の9割は女性で、原因のほとんどが戀愛トラブルなんだって...もしかして、七菜の彼氏とか、関係ないのかなと思って?!?/p>
七菜:「何言ってんだよ、全然ないって、そんなの...それよりさ、自分はどうなのよ?彼女とか?!?/p>
兄が妹のあまり觸れたくない話題を話し続いており、妹は話題を換えるため、兄に問い返すという狀況である。妹は少し不愉快な気持ちがあるような気がする。
4.おわりに
本論文では、テレビドラマの表現(xiàn)を中心に、家庭內(nèi)における日本語の「目上の親族への呼稱」について考察した。子から親へ呼稱する場合、「お父さん·お母さん」は男女とも使用できるが、「親父」という呼びかけ語は男性しか使わない。そして、成長するにつれて、息子は父親に対する呼稱が「お父さん」から「親父」に変化する傾向が見られる。妹が兄へ呼稱する場合、最も一般的な呼び方は「お兄ちゃん」である。
今後は、「目下の親族への呼稱」と「夫婦間の呼稱」に対して、それぞれどのように使われているかを考察したい。家庭內(nèi)における日本語の親族呼稱の特徴をさらに明らかにする。